我谷盆(わがたぼん)へぎ板作品カトラリーサイズ約260×130×30
¥22,000
SOLD OUT
樹 種: 栗
サイズ: 約260×130×30
塗 装: 灰汁
作 銘: 朝倉玲奈(ネムノキの花)
価 格: 20,000+税
我谷盆4種写っている写真の、向かって左から3番目です。
最後の写真はA4サイズの黒い紙と一緒に撮ったもの。
軽い仕上がりまで削りました。
日常使いの箸とスプーンと箸置きを入れる寸法でつくりました。
朝倉木工では、家具以外に、我谷盆(わがたぼん)制作もしています。
「我谷盆とは石川県加賀市我谷村という昭和期にダムに水没した山中の集落で作られていたお盆。ザックリ割られた栗の厚板をノミだけて刳って作った素朴なお盆が発祥の谷の隣風谷村で森口信一氏により復興し更に全国に輪を拡げ繋がっています。(京都、川口美術・我谷盆賛DMより)」(毎年年に一度1週間開催されている、我谷盆の約20人の作品を購入できる展示会に、朝倉木工も毎年参加させて頂いています。昨年は2021/12/8~12「第五回 我谷盆賛」川口美術主催 京都市左京区下鴨宮河町62-23(朝鮮家具・骨董ギャラリー))
我谷盆は、グリーンウッドワークといって、生木の木工です。
朝倉木工の他の木のものは、木の含水率を一定まで下げた乾燥した材で制作しています。
我谷盆は、(基本的に栗の)丸太を木目に添って薪割りみたいに割って板をつくります。
そのようにして木目の通り板にした板をへぎ板といって、
へぎ板の自然な表情を活かした作品にしたものと、
その部分を取りさって作品にするものとあります。
あえてのこす、あえて取り去る、
どちらにもそれぞれ魅力があります。
この我谷盆は、壁面のへぎ板のうねり部分と
上部縁の欠けを残したタイプの作品です。
朝倉木工ショールームには、オンラインショップには載せていない一品ものの我谷盆も常時10枚ほど展示しています。